Wi-Fiのパスワードを安全に共有することは、ネット
みなさんは銀行のパスワードを忘れた?なんて経験、一度はありませんか?
結論から述べるとパスワードマネージャーを使うことによってパスワードを忘れたなんてこともなくなり、セキュリティ面でもとても安全です。強力なパスワードにしてくれるので銀行口座を保護し、悪意のあるアクセスを防ぐこともできます。
今回はもし銀行のパスワードを忘れてしまった時の対処法から、パスワードを忘れないため便利なパスワードマネージャーを使うメリットを紹介します。
それでは銀行のパスワードを忘れた時の対処法からパスワードマネージャーを使うメリットなどについて見ていきましょう。
銀行のパスワードを忘れてしまった時の対処法
銀行のパスワードといっても、オンラインバンキングに既に登録している人と、キャッシュカードの暗証番号を忘れてしまった2のパターンに別れると思います。
なので、銀行のキャッシュカードの暗証番号を忘れた場合とオンラインバンキングのパスワードを忘れた場合の2つを紹介します。
銀行のキャッシュカードの暗証番号を忘れた場合
- 電話でカスタマーサポートに連絡: 銀行のウェブサイトからカスタマーサポートにアクセスし、電話またはメールやチャットで連絡してみましょう。
- 本人確認書類の準備:基本的にキャッシュカード、通帳、取引印鑑、本人確認書類(マイナンバーや免許証)が必要になります。電話で何が必要か具体的に確認しましょう。
- 銀行店舗または新しいはがきが届くまで待つ: 電話などのカスタマーサービスで受けた指示にしたがい、店舗に本人確認書類を持って出向くか新しいパスワードを発行してくれるはがきを送付してくれるパターンなど銀行によって対応が違います。
なので、銀行のキャッシュカード番号を忘れてしまっても焦らず、カスタマーサービスにまずは問い合わせましょう。
オンラインバンキングのパスワードを忘れた場合
オンラインバンキングのパスワードを忘れてしまった時、大抵の場合は登録したメールアドレスや登録した時の秘密の質問などをベースにパスワードをWebサイトから直接変更できることが多いです。
もしその方法に対応していない場合は、キャッシュカードと同様にカスタマーサービス問い合わせるところからはじめましょう。
パスワードマネージャーとは?
銀行のパスワードを二度と忘れないためにもパスワードマネージャーで管理するのが便利で安全です。
パスワードマネージャーとは、ユーザーがすべてのオンラインアカウントのログイン認証情報の作成、安全な保存、共有、管理、ブラウザとの同期などを支援するサイバーセキュリティツールです。パスワードマネージャーで、ユーザーが覚えておく必要があるのは最初に登録する(マスターパスワード)だけです。ブラウザとの同期も簡単に、自動入力オプションにも対応してるので簡単にパスワードを管理できます。
メールアドレス、銀行、SNSなど同じパスワードを使いまわしていませんか?パスワードマネージャーを使うことで、複数のアカウントで再利用しないようにすることでセキュリティも上がります。
パスワードマネージャーがどのように銀行のパスワードを保護するのか
パスワードマネージャーは、ユーザーのマスターパスワードでしかアクセスできない暗号化されたパスワードボルト(管理ツール)に保存することで、銀行のパスワードを保護します。マスターパスワードは、パスワード管理ツールにログインするために必要な最初のパスワードです。パスワードマネージャーは、多要素認証(MFA)を有効にすることで、セキュリティをさらに強化できます。
MFAオプションを選択できる場合は、いつでも有効にすることをお勧めします。MFA は、ユーザー名やパスワードに加えて、スマホアプリなどを使い他の認証形式を提供することをユーザーに要求するセキュリティ対策です。
パスワードマネージャーのアカウントで MFA を有効にした場合、メールアドレスとマスターパスワードに加えて、認証アプリの時間ベースのワンタイムパスワード(TOTP)コードや、Face ID などの生体認証などの認証要素を入力する必要があります。認証要素が追加されればされるほど、保存されているデータは安全になります。
マスターパスワードや MFA を使い、安全なパスワードボルト(管理ツール)で保護することに加えて、パスワードマネージャーは、最強レベルの暗号化を提供することで銀行のパスワードを保護します。暗号化は、読取可能な形式から、人間やコンピュータが解読できない暗号文の形式に変換するものです。この暗号文は、暗号化キー、この場合マスターパスワードを使用することによってのみ復号化できます。暗号化によって、不正なユーザーによるパスワードや個人情報データの窃盗、読み取り、改変を確実に防ぎ、あなたと銀行のパスワードを含むすべてのパスワードのセキュリティ強化に繋がります。
銀行口座にパスワードマネージャーを使用するその他のメリット
パスワードマネージャーは、銀行のパスワードを保護するだけではありません。脆弱で再利用されたパスワードを通知し、パスワードをすばやく変更したり、認証情報を自動入力したり、画像やファイルを保存したり、ダークウェブアラートで注意喚起してくれたりいろいろなメリットがあります。
主なメリットが以下になります。
- 覚える必要があるのは 1 つのパスワードだけ
- 脆弱なパスワードや、再利用されたパスワードを通知する
- パスワードの変更が簡単にできる
- 認証情報を自動入力してくれる
- パスワード以外のものも保存してくれる
- ダークウェブ監視アラート
覚える必要があるのは 1 つのパスワードだけ
パスワードマネージャーを使用する主なメリットの 1 つは、覚えておく必要があるのはパスワードマネージャーにログインするマスターパスワードだけということです。1 人が使用するパスワードは平均で 100 個もあると言われています。100 種類ものパスワードを覚えるのは難しいため、ほとんどの人が同じパスワードや、同じパスワードを少し変えたものを複数のアカウントで再利用しているケースがよくあります。しかし、パスワードの再利用は危険な行為で、パスワードが 1 つ漏洩すると、そのパスワードを使用するすべてのアカウントがハッキングに対して脆弱になるため危険です。
パスワードマネージャーを使用すれば、多数の異なるパスワードも保存され、記憶する必要がなくなります。覚えておく必要があるのは、強力なマスターパスワードだけです。
脆弱なパスワードや、再利用されたパスワードを通知する
パスワードマネージャーは、パスワードの追跡プロセスを簡素化します。パスワードマネージャーを使用すれば、パスワードボルト(管理ツール)に保存されているパスワードが弱く、簡単に解読される可能性があるときは、それを通知してくれます。パスワードマネージャーは、アカウント間で同じパスワードを使用した場合にも通知します。またパスワードをランダムで自動生成してくれる機能があるので、すぐに強力でユニークなパスワードに更新して対策ができます。
パスワードの変更が簡単にできる
パスワードの変更は、オンラインアカウントで異常なアクティビティに気づいた場合、または自分が情報漏洩されていると気づいた場合に非常に重要です。このような状況に巻き込まれた時、パスワードをすばやく変更するのに役立つ適切なツールがパスワードマネージャーにはあります。内蔵のパスワードジェネレーターを使用することで、迅速かつ容易にパスワードを変更できます。パスワードジェネレーターは、パスワードセキュリティのベストプラクティスに従っているため、サイバー犯罪者が解読することはほぼ不可能なランダムで複雑なパスワードを生成します。銀行から一定期間の後にパスワードの変更を要求された場合も、パスワードマネージャーを使用してボルト(管理ツール)に保存されているので簡単にパスワード更新ができます。
認証情報を自動入力してくれる
パスワードマネージャーを使用するもう 1 つの利点は、アカウントにログインしたときに認証情報を自動入力し、時間を節約し、生産性を向上させることです。自動入力機能は生産性を向上させるだけでなく、キーロガーのようなマルウェアから身を守ることもできます。
キーロギング ソフトウェアは、ユーザーが知らないうちにデバイスにインストールされている悪意のあるソフトウェアの一種です。銀行のログイン認証情報やクレジットカード番号など、ユーザーがコンピュータに入力するとその個人情報を特定するためによく使用されます。パスワードマネージャーはパスワードやカード番号を自動入力してくれるため、自分がキーボードを通じて入力した情報を抜き取られる心配がなくなります。
パスワード以外のものも保存してくれる
パスワードマネージャーは、パスワードを保存するだけではありません。また、身分証明書、クレジットカード番号、家の権利証などの個人情報ファイルを保存することもできます。短時間で機密情報を用意しなければならないことがあるかもしれませんが、パスワードマネージャーにおいておけば、スマホを持ち歩くだけでその情報にどこからでもすぐにアクセスできます。
ダークウェブ監視アラート
主要なパスワードマネージャーが提供する人気の機能は、ダークウェブ監視によりダークウェブアラートを受信する機能です。ダークウェブ監視は、ダークウェブを常にスキャンし、パスワードボルト(管理ツール)に保存されているログイン認証情報と一致する情報がないか監視します。ダークウェブモニターがダークウェブで認証情報を検出すると、通知を受信するので、すぐにパスワードを変更して対策できます。
ダークウェブ監視アラートにより、センシティブデータを管理し、認証情報の漏洩リスクを軽減できます。
適切なパスワードマネージャーを選択するには
パスワードマネージャーの選択は慎重に行いましょう。パスワードマネージャーにお金をかける前に、誰でも使えるようにゼロ知識暗号化を提供しているかどうかを確認し、パスワードマネージャーのレビューや評判をよく読んでから選ぶことをおすすめします。もちろん上記で挙げたパスワードマネージャーを使うメリットで挙げた機能がしっかりあるのかも確認するとよいでしょう。
パスワードマネージャーがゼロ知識暗号化を使用していることを確認する
ゼロ知識暗号化とは、その端末を使用する人だけがデータにアクセスできるセキュリティモデルです。パスワードマネージャーがゼロ知識暗号化を使用している場合、ユーザーデータは、会社のサーバーやクラウドではなく、ユーザーのマスターパスワードを使用してデバイスレベルで暗号化および復号化されます。そのゼロ知識暗号化を採用するパスワードマネージャーを選択すると、ユーザーが保存されているデータを完全に管理して、サービスプロバイダーは一切アクセスしないことが保証されているのでより安全です。
オンラインレビューを読む
オンラインレビューを読むと、どのようなものを探しているのか判断するのに役立ちます。Apple App Store、Google Play ストアなどで、いい点と悪い点がまとめられているレビューがよくあるので自分が使う用途にあったものを探しやすくなります。
まとめ:銀行のパスワードを忘れないためにはパスワードマネージャーで楽々管理するのがおすすめ
銀行のパスワードは、最も価値が高い部類のパスワードなので、それらを保護することはとても重要な要素です。銀行のパスワードを忘れてしまうと問い合わせたり、新しいパスワードを問い合わせている間使用できないことにもなりかねません。
パスワード管理ツールを使い、一度保存しておけばもうパスワードを忘れたなんて経験をしなくて済むのでおすすめです。
パスワードマネージャーは、銀行のパスワードを安全に保存するだけでなく、常に強力で、ブラウザとの同期はもちろん、簡単に解読できないように暗号化・複合化をデバイスとブラウザ間で行ってくれて簡単かつ最強のセキュリティを保つ最善の方法です。
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