Googleスプレッドシートにパスワードを保存する際
パスワードマネージャーを利用、または利用しようとしている場合、最初に行うべき最も重要な設定の 1 つにマスターパスワードの作成があります。しかしどうすれば強力なマスターパスワードを作成できるのでしょうか。強力なパスワードを作成するには、ユニークで長く、わかりにくいものにする必要があります。ここでは、強力なマスターパスワードを作成するためのヒントと、覚えやすいパスワードを作成する方法について詳しく説明します。
マスターパスワードとは?
パスワードマネージャーのすべてのパスワードは、パスワードボルトに保存されます。マスターパスワードは、パスワードボルトにアクセスするために覚えておく必要がある唯一のパスワードです。マスターパスワードは、ボルト内の機密ファイルとパスワードを守る壁として機能します。そのため、強力で覚えやすいパスワードを作成することは、すべてのクレデンシャルとファイルを安全に保つ上で非常に重要です。
強力なマスターパスワードを作成するためのヒント
マスターパスワードを作成する際のヒントをいくつかご紹介します。
ユニークなパスワードを作成する
ユニークなパスワードを作成するには、他人が思いつくような単純な単語、名前、電話番号、住所などをパスワードに含めてはいけません。ユニークなパスワードとは、他のアカウントで使っているのと同じパスワードを使い回さないということでもあります。
パスワードを長くする
パスワードは 8 文字以上でなければなりません。パスワードが短ければ短いほどクラッキングに必要な時間も短くなります。
文字、数字、記号を組み合わせる
強力なマスターパスワードを作成するには、文字や数字だけでなく、すべてを組み合わせる必要があります。また、小文字と大文字の両方を使用することも重要です。
例えば、「Hello!IamJodine」は「H3ll!I@mJ0d1n3」といったパスワードに変換することが望ましいのです。
個人情報は含めない
マスターパスワードには個人情報を含めたくなるのものです。しかし、そのような間違いは犯さないように注意してください。今日、私たちのあらゆる個人情報がインターネット上に公開されています。誰かの SNS のアカウントを見れば、誰でも簡単にその人のことを知ることができます。あなたの犬の名前、母親の名前、生年月日などはすぐに調べることができます。そのため、マスターパスワードには自分に直接関係する情報を決して含めないことが非常に重要です。個人情報を含んだパスワードは、サイバー犯罪者に簡単にクラッキングされてしまいます。
わかりにくいパスワードを作成する
わかりにくいマスターパスワードを作成するには、誰も推測できないようなものにする必要があります。そのようなパスワードは完全にランダム化され、あなた以外の人には意味をなしません。強力なマスターパスワードを作成するには、上記の手順を実行した上で、パスワードがわかりにくいものであることを確認することが重要です。
マスターパスワードを記憶する
マスターパスワードに使ったパスワードは、絶対に他のパスワードで使い回してはいけません。また、自分の頭の中以外の場所に書き留めたり、保存したりしないでください。上記のヒントに従えば強力なマスターパスワードを作成できますが、文字、数字、記号が組み合わされたパスワードを記憶するにはどうすればいいのでしょうか。ここでは、覚えやすいマスターパスワードを作成するヒントを 2 つご紹介します。
パスフレーズを使用する
パスフレーズでは、フレーズを使ってパスワードを作成します。例えば、「I like ice cream」というフレーズを使ってパスワードを作成してみましょう。もちろん、パスワードを作成するには、フレーズだけでなく上記のヒントも取り入れる必要があります。例えば、フレーズを「i_1ik3|c3Cr3@m$!」のようなパスワードに変換します。こうすることで、パスフレーズはわかりにくいものになり、サイバー犯罪者に推測されにくいマスターパスワードが作成できます。
頭文字から作成する
覚えやすいパスワードを作るもう 1 つの方法は、頭文字を使うことです。これには 2 つの方法があります。パスワードジェネレーターでパスワードを作ってから頭文字を作る方法と、使用する頭文字をあらかじめ決めてから複雑なパスワードを作る方法があります。
例えば、「Pumpkin spice season is here and I am so happy.」というフレーズの頭文字を使ってパスワードを作成してみましょう。各単語の頭文字を抽出し、文字、記号、数字などに置き換えてパスワードを作成します。例えば、これらの頭文字を使えば、「Ps$|h@i@Sh_」のようなパスワードを作成できます。記号を追加すればより複雑になり、他の人からは推測されにくいパスワードになります。
マスターパスワードを作成した後に、強度が十分かどうか不安になるかもしれません。パスワードジェネレーターを使えばパスワードの強度を確認できます。マスターパスワードの強度をダブルチェックすれば、安全性の追加確認になります。
まとめ:マスターパスワードだけ覚えて楽々パスワードを管理
今回、パスワードマネージャーで欠かせない、メインパスワードである、マスターパスワードについて紹介しました。
強力な忘れにくいマスターパスワードを1つだけ覚えてしまえば、他のパスワードを覚える必要もありません。この機会にKeeperパスワードマネージャーの無料30日間トライアル体験を試してみてはいかがでしょうか。