Wi-Fiのパスワードを安全に共有することは、ネット
パスワードを強力で、かつ覚えやすいものにすることは困難であり、強いストレスがかかります。 しかし、パスフレーズを使う、頭文字を取り入れる、パスワードマネージャーを利用するなど、ベストプラクティスに従うことで、パスワードは強力で安全なものになります。 強力なパスワードは、大文字と小文字、数字、記号を組み合わせた 16 文字以上で構成されている必要があります。 パスワードには一般的なフレーズや個人情報を使用しないでください。これらはサイバー犯罪者に簡単に推測される可能性があるからです。 また、複数のアカウントで同じパスワードを使い回さないでください。パスワードの使い方として不適切であり、パスワードが漏洩する可能性があるからです。
強力かつ覚えやすいパスワードを作成するためのコツをここではご紹介します。
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1. パスフレーズを使用する
パスフレーズは関連性のない複数の単語で構成されるため、一般的なパスワードよりも長くなります。 パスワードが長いほど、サイバー犯罪者に解読されにくくなります。 パスフレーズは、ランダムな文字、数字、記号ではなくランダムな単語であるため、覚えやすく、その長さと複雑さにより、通常のパスワードよりもセキュリティ上のメリットが多くあります。
大文字、小文字、数字、記号を含む単語を組み合わせることで、強力なパスフレーズを作成できますが、使用する単語が完全にランダムであることを確認してください。 例えば、あなたがビーチに行くのが好きで、ビーチに関連する単語(海、イルカ、太陽など)を使ってパスフレーズを作った場合、これらの単語は完全にランダムではないため、パスフレーズは安全ではなくなります。 強力なパスフレーズは次のようなものです。
パスフレーズ例
- ローマ字例:ShuMatsuNiKaZoKuToIshyoNiRyoRiWoTsukuruNoGaTanShiMiDesu
- 英文例:IEnJoYHiKiNgUpMoUnTaiNsWiThMyFrIeNdSduRiNgThEWeEkEnDs
-
英文例:EvErYSuMmErWeViSiTtHeBeAcHtOReLaXAnDHaVeAGrEaTtImEToGeThEr
これらの単語に共通点はなく、このパスフレーズには単語を区切るさまざまな文字や記号も含まれています。
2. 頭文字を取り入れる
複雑な科目を学んだり、試験勉強をしたりする必要があった時のことを覚えていますか? 概念を覚えるために、おそらく頭文字を使ったはずです。 頭文字は、強力で覚えやすいパスワードを作成する際に役立ちます。 頭文字をパスワード作成プロセスに取り入れるために、あなたにとって意味のある文章やフレーズを考えましょう。 各単語の最初の文字を取ってパスワードに変換しますが、その際に数字と記号を含めることを忘れないでください。
例えば、「私は毎朝6時にランニングしてからおいしい抹茶ラテを飲むのが好きです」という文を選びます。この文があなたにとってルーティーンであるとしましょう。そしてその文をローマ字で分解すると以下のようになります。
- W → W(そのまま)
- w → w(そのまま)
- m → M(大文字に)
- a → 4(「a」を数字の「4」に)
- 6 → 6(そのまま)
- j → J(大文字に)
- n → N(大文字に)
- r → R(大文字に)
- s → 5(「s」を数字の「5」に)
- k → K(大文字に)
- m → M(大文字に)
- m → M(大文字に)
- l → L(大文字に)
- n → N(大文字に)
- g → G(大文字に)
- s → S(大文字に)
- d → D(大文字に)
これでローマ字の頭文字を取ったものが「Wwma6jnrskmmlngsd」となります。
そこに、大文字、小文字、数字、記号を加えることでパスワードの強度を高めます。その方法は、次の章でご紹介します。
3. 文字を数字と記号に置き換える
パスワードを強力なものにするためには、さらに文字を数字や記号に置き換える必要があります。
元の文:
「私は毎朝6時にランニングしてからおいしい抹茶ラテを飲むのが好きです」
ローマ字にすると:
“Watashi wa mai asa 6-ji ni running shite kara oishii matcha rate wo nomu no ga suki desu”
頭文字だけにすると:
Wwma6jnrskmmlngsd」
これを例にして見ていきましょう。
この頭文字に数字や記号を置き換えることで、強力なパスワードを作成します。以下の置き換えのパターンを使います。
- W → W(そのまま)
- w → w(そのまま)
- m → M(大文字に)
- a → 4(「a」を数字の「4」に)
- 6 → 6(そのまま)
- j → J(大文字に)
- n → N(大文字に)
- r → R(大文字に)
- s → 5(「s」を数字の「5」に)
- k → K(大文字に)
- m → M(大文字に)
- m → M(大文字に)
- l → L(大文字に)
- n → N(大文字に)
- g → G(大文字に)
- s → S(大文字に)
- d → D(大文字に)
次に、パスワードを強化するために数字と記号を加えたパターンを示します。
元のパスワード:
- Wwma6jNrsKmMLNgSd
強化されたパスワード:
- WwM4a6jN!R5KMM@LNG-SD
別の例として、特定の単語を数字や記号に置き換える方法を紹介します。例えば、「チーズ」「ソファ」「バイク」「苗木」という単語があります。
- チーズ (cheese) → Ch3e5e
- ソファ (sofa) → s0fA
- バイク (motorcycle) → M0t0rCyc1e
- 苗木 (sapling) → 5@p1iNg
このように文字を数字や記号に置き換えることで、覚えやすくより強力なパスフレーズかつパスワードを作成することができます。
4. 一般的な辞書的表現や関連する語句を避ける
パスワードを作る際、よく使われる単語や簡単に予測できるフレーズを避けることが重要です。
例えば、「password」や「123456」、「qwerty」といった語句は、サイバー犯罪者が最初に試すパスワードの一部です。これらは「辞書攻撃」という手法で簡単に解読されてしまいます。辞書攻撃は、サイバー犯罪者が辞書に載っているよくある単語やフレーズを使って、パスワードを推測する方法です。
サイバー犯罪者は、パスワードの使い方が下手な人が便宜上こうした語句を使うことを期待しているからです。 たとえば、「iloveyou」や「goodmorning」などの一般的なフレーズも辞書攻撃で解読されやすいため、使わない方が安全です。また、パスワードの最後に「123456」を追加すれば、一安全なパスワードになると思うかもしれませんが、サイバー犯罪者はこれがよく使われるパターンであることを知っているため、安全ではありません。
よく使われる辞書的な語句を使わないようにするには、パスワード兼パスフレーズジェネレーターを使うのがよいでしょう。
パスワード兼パスフレーズジェネレーターは、文字や単語のランダムな組み合わせを提供し、サイバー犯罪者があなたの認証情報を解読するのをより難しくします。
5. パスワードマネージャーを使用する
パスワード兼パスフレーズジェネレーターを使うだけでなく、パスワードマネージャーも使用しましょう。これにより、強力なパスワードを作成するだけでなく、安全な場所に保存することもできます。 Keeper パスワードマネージャーはパスフレーズジェネレーターを内蔵しているため、脆弱なパスワードや使い回しのパスワードを、ボタンをクリックするだけで強力でランダムなパスフレーズに置き換えることができます。
Keeper パスワードマネージャーは、KeeperFill® を使用してログイン認証情報を自動的に入力することもできます。これは、ログイン認証情報が必要なウェブサイトやアカウントを認識することで、デジタルボルトからウェブサイトにユーザー名とパスワードを入力するものです。 パスワードマネージャーにアクセスするために覚えておく必要があるのは、マスターパスワードだけです。マスターパスワードは、あなたのデジタルボルトのロックを解除できる単一のパスワードまたはパスフレーズです。
まとめ:Keeper® で強力なパスワードを作成する方法
強力で覚えやすいパスワードを作るためには、いくつかのベストプラクティスに従うことが重要です。これにより、オンラインアカウントや個人情報をサイバー脅威から守ることができます。
Keeper パスワードマネージャーを使えば、強力なパスワードやパスフレーズを簡単に作成し、安全に保管できます。
Keeperは、パスワードを守るための便利なパスワード管理ツールで、暗号化された安ボルト(安全なストレージ)に保存してくれるので、パスワードの管理が安全かつ楽になります。
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