ゼロトラストおよびゼロ知識に基づくアイデンティティセ
ゼロトラストおよびゼロ知識に基づくアイデンティティセキュリティと特権アクセス管理(PAM)で知られるサイバーセキュリティプロバイダのKeeper Security APAC株式会社(アジアパシフィック本社:東京、CEO兼共同創業者:ダレン・グッチョーネ [Darren Guccione]、以下「Keeper」)は本日、Tenableとの新たな連携機能の提供開始を発表いたします。本連携は、Tenableの検出結果をKeeperクラウドセキュリティに直接送信し、問題の検出から是正までの時間短縮を実現します。
Tenableは、アイデンティティの露出、リスクの高いアクセスルート、クラウドの設定ミスを網羅的に可視化します。検出後の対応は複数のシステムを使った手作業が中心で、承認作業やツールの切り替えに時間を要し、是正までに数日から数週間かかる場合もあり、本番環境には脆弱性を悪用した攻撃のリスクが残ることが課題でした。
こうした課題に対し、本連携はTenableの検出結果をもとに、認証情報のローテーション、ジャストインタイム(JIT)アクセスの有効化、常設特権の削除など、問題に応じた是正処理を即座に実行できる環境を提供します。処理がが完了すると、KeeperからTenableに自動通知され、手動での追跡作業なしでステータスが「解決済み」に更新されます。システムの切り替えや管理チケットは一切不要です。
Keeper Security CEO兼共同創業者 ダレン・グッチョーネ(Darren Guccione)
「検出した問題を是正するには、即座に対処できる体制が不可欠です。AIを悪用したサイバー攻撃が激化する中、組織に残された対応時間は短くなっています。本連携により、従来数週間を要していた修正作業を数秒で実行することが可能になります」
■ ゼロ知識アーキテクチャを維持したクローズドループの是正
本連携では、一連の処理を通じてKeeperのゼロ知識アーキテクチャを維持します。顧客環境内に設置されるゲートウェイ「Keeper Encrypter」がTenableからのWebhookを受信し、送受信するデータを、顧客が管理する秘密鍵を用いてデータを暗号化します。両システム間の同期に用いる暗号化通信は、すべて顧客環境内で完結します。暗号化されていない検出結果や認証情報がクラウドインフラ側へ露出することなく、自動修復を実行できます。
管理者は、クラウドセキュリティダッシュボードで検出結果の詳細を確認し、問題に応じた是正方法を選択します。主な機能は以下のとおりです。
- 認証情報のローテーション: データベース、マシン、クラウド環境、ディレクトリにわたり、侵害された認証情報を更新。
- JITアクセスの有効化と常設特権の削除: JITアクセスを有効化し、一時的に権限を付与。常設特権を削除し、多数のアカウントに対する特権アクセス制御を強化。
- PAMユーザーレコードの直接オンボード: Tenableが侵害されたクラウドアイデンティティを検出した場合、PAMデータベース、PAMマシン、PAMディレクトリをオンボードせずに、PAMユーザーレコードを直接オンボード。
Keeperは是正処理をすべて監査証跡として記録し、対応状況の可視化とコンプライアンス対応を支援します。
Keeper Security CTO兼共同創業者 クレイグ・ルーリー(Craig Lurey)
「Tenableのクラウド検知機能とKeeperのゼロトラストに基づくクラウドセキュリティを直接連携させることで、検出から是正、結果通知までを顧客環境内で完結させるクローズドループ型ワークフローを構築しました。セキュリティーチームは業務フローを中断せず、また未暗号化データを危険に晒すことなく、、認証情報の自動ローテーションやJITアクセスの有効化を即座に実行できます」
■ 大規模なクラウド環境のリスク対応を効率化
本連携により、Tenableで検出したクラウドリスクへの対応を効率化します。個別の検出結果への対応から数百のクラウドアイデンティティにわたる是正までをKeeper上で一元管理し、是正にかかる平均時間を短縮します。チケット管理や表計算ファイル、承認ワークフローの個別管理も不要となります。
本連携は、有効なKeeperPAM®ライセンスをお持ちのお客様向けに提供しています。連携の詳細やデモのお申し込みについては、KeeperSecurity.comをご参照ください。