Industry: 初等・中等教育

初等・中等教育機関向けのゼロトラスト型特権アクセス管理

KeeperPAM®を活用することで、初等・中等教育機関のサイバーセキュリティを強化し、機密性の高い学術、管理データへのアクセスを安全に制御できます。

初等・中等教育機関のサイバー対策、いまだ不十分

63%

2024年、初等・中等教育機関の63%がランサムウェア攻撃を報告

1.8 million

2024年、世界中の教育機関で180万件のデータがランサムウェア被害に

82%

初等・中等教育機関の82%がサイバー攻撃や情報漏洩などの被害を経験

初等・中等教育機関特有のセキュリティ課題

認証情報の漏洩

教育分野では、フィッシングやソーシャルエンジニアリングが最も一般的な攻撃手法となっており、1人の教師やIT管理者のアカウントが侵害されるだけで、攻撃者は特権システムへアクセスできてしまう恐れがあります。さらに、パスワードを使い回したり、管理者アカウントを共有したりしている場合、被害の特定や封じ込めが難しくなるため、リスクはいっそう高まります。

強固な認証方法の欠如

これまで初等・中等教育機関では、単一要素のログインや弱いパスワードポリシーに依存してきました。多要素認証 (MFA) などの強固な保護策が導入されていない場合、特権アカウントはサイバー犯罪者にとって格好の標的となり、攻撃が発生した際にはシステム全体に被害が広がるリスクが高まります。

ユーザー権限の管理不備

学校では、最小権限の原則 (PoLP) を徹底することが難しいケースが多くあります。その結果、時間の経過とともに教職員が本来の業務に必要のない権限を持つようになったり、広範な管理者権限を持つアカウントを使い続けたりする事態が発生します。こうした過剰な権限を持つユーザーが存在することで、組織の攻撃対象領域が拡大し、初等・中等教育機関が大規模な情報漏洩を受けるリスクが高まります。

リアルタイム監視の欠如

初等・中等教育機関のIT環境は分散していることが多く、その結果、セキュリティ対策にばらつきが生じ、可視性が限られます。適切な監視がなければ、疑わしい活動が見過ごされる可能性があります。中央集権的な監視が欠如していると、データ損失などの被害が発生した後になってからでないと、不正アクセスに気づかない可能性が高くなります。

コンプライアンスの遵守

FERPA (家族教育権利およびプライバシー法) などの教育プライバシー法は、学校が保護された情報にアクセスする人物を把握することを求めています。しかし、多くの学区は、適切なPAMプロセスの不足により、これらの監視義務を果たすのに苦労しています。監査や確認作業が不十分だと、盲点が生まれるだけでなく、コンプライアンス違反や規制違反による罰金につながる可能性もあります。

サードパーティからのアクセス

初等・中等教育機関は頻繁に外部のベンダーやサービスプロバイダに依存しています。学校は、ベンダーが必要な時に必要な権限のみを持つようにすべきですが、実際にはそうでない場合が多いです。多くの学区では、ベンダーアクセスの管理に対する厳格な制御や監視が不足しており、不正アクセスやデータ漏洩のリスクが高まっています。

KeeperPAMによる学術・管理データへのアクセス保護の仕組みをご紹介します

初等・中等教育機関の特権アクセス保護をKeeperPAMで実現

学校の情報システムへの特権アクセスを保護

KeeperPAMは、IT管理者がきめ細かいロール別アクセス制御 (RBAC) を設定することで、最小特権アクセスを実現できるよう支援します。これにより、自分の業務に必要なシステムやデータのみにアクセスできるようになります。ジャストインタイム (JIT) アクセスを活用することで、特定の作業に対して一時的なアクセス権を付与し、セッション終了と同時に自動で取り消すことができるため、リスクをさらに軽減できます。パスワードの自動ローテーションやシークレット管理と組み合わせることで、KeeperPAMは特権アカウントを不正利用、設定ミス、認証情報の漏洩から確実に保護します。

学校の情報システムへの特権アクセスを保護
手間なく、低予算で、すぐに導入可能

手間なく、低予算で、すぐに導入可能

従来型のPAMソリューションは、コストが非常に高く、導入が困難で使いづらいうえに、すべてのユーザー、すべてのデバイス、すべての場所からのアクセスを十分に監視・保護することができません。一方KeeperPAMは、ユーザーフレンドリーでコストパフォーマンスに優れたソリューションです。使いやすく、迅速に導入でき、専任のITスタッフを必要としません。

学校の端末におけるローカル管理者権限のリスクを軽減

Keeperエンドポイント特権マネージャーは、学校の端末における特権昇格と委任管理 (PEDM) 機能を提供し、学校が管理者権限を適切に運用できるよう支援します。ITチームは、管理者権限を付与せずに、ユーザーが実行できる操作を細かく設定できます。例えば、ソフトウェアのインストールや設定変更などが含まれます。これらの権限は時間制限を設けたり、承認フローに連動させたりでき、すべて監査記録が残ります。

学校の端末におけるローカル管理者権限のリスクを軽減
すべての利用者とシステムで、認証を強化

すべての利用者とシステムで、認証を強化

KeeperPAMは、初等・中等教育機関におけるすべての特権アクセスに対して、強力かつ一貫した認証の適用を支援します。Google WorkspaceやMicrosoft Entra IDなどのIDプロバイダと連携し、シングルサインオン (SSO) に対応することで、ログイン体験を効率化します。さらに、KeeperPAMはすべてのシステムに多要素認証 (MFA) を追加でき、MFAを標準でサポートしていないシステムでも認証の強化を実現。これにより、許可されたユーザーのみが機密情報や重要なリソースにアクセスできる環境を構築します。

分散したIT環境を一元的に可視化・管理

Keeper管理コンソールを通じて、ITチームはインフラの場所に関係なく、すべての学校や部門における特権アクセスを一元的に監視できます。リソースがAWS、Azure、オンプレミスのサーバー上にあっても、KeeperPAMは軽量なゲートウェイを通じて展開され、ファイアウォールの設定変更や外部からのネットワーク接続を必要としません。このエージェントレスでクラウドネイティブなアーキテクチャは、分散環境での展開を簡素化するとともに、リアルタイムの監査、セッションの記録、および完全な監視と責任の確保を提供し、セキュリティ情報とイベント管理 (SIEM) プラットフォームとの統合を実現します。

分散したIT環境を一元的に可視化・管理
FERPAと監査要件への対応をシンプルに

FERPAと監査要件への対応をシンプルに

KeeperPAMは、すべての特権操作に対して詳細なアクセスログ、セッション録画、監査証跡を保持することで、コンプライアンス対応を支援します。ゼロ知識暗号化により、Keeperでさえもログやユーザーボルトの内容にアクセスすることはできません。学校は、機密データのコピー、ダウンロード、印刷を制限するポリシーを適用することも可能です。これによりデータの持ち出しを防止できるだけでなく、監査時にFERPA準拠を証明することにもつながります。

第三者ベンダーのアクセスを的確に管理

KeeperPAMは、IT管理者が認証情報やVPNアクセスを公開することなく、第三者ベンダーに対して正確かつ期限付きのアクセス権を付与できるようにします。ベンダーはKeeperボルトを通じて認証され、必要なシステムだけに限定された安全な一時アクセスを受け取ります。すべてのセッションはリアルタイムで監視、録画され、権限は即座に取り消すことが可能です。これにより、パスワードの共有や一時的なファイアウォールルールの管理が不要になり、学区は特権アクセスを完全に管理しながら、安全かつ拡張性のある形で外部ベンダーを支援できます。

第三者ベンダーのアクセスを的確に管理

多くの教育機関がKeeperのセキュリティを選んでいます

5つ中5.0

"アカウントやパスワードのセキュリティを確認・監査できて、全員が多要素認証をきちんと設定しているかもチェックできます。Keeperには、システム全体をしっかり保護できる便利な機能がたくさんあります。"

Whinston Antion
ウェストバージニア大学アイデンティティ・アクセス管理部門アシスタントディレクター

5つ中5.0

"ユーザーには、パスワードを安全かつ簡単に共有できる方法があることを事前に伝えていました。つまり、煩わしさがなく非常に効果的でシンプルな仕組みだということ。それを実現しているのがKeeperです。"

Josh Zojonc
オレゴン州立大学インフラエンジニアリング部門リードエンジニア

KeeperPAMを活用して学校のセキュリティ対策を向上

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