機能: 管理コンソール

ユーザー、シークレット、セキュリティポリシーを一元管理

Keeperの管理コンソールは、人間のユーザーだけでなく非人間ID (NHI) を含むあらゆるアイデンティティの管理、セキュリティポリシーの適用、特権アクセスの監視を、単一で安全なインターフェースから実現します。

Keeper管理コンソールのダッシュボードに、トップイベント、25%の低評価が表示されたセキュリティ監査結果、3万201件の危険なレコードを示すBreachWatchの情報が表示されています。
Keeper管理コンソールに、ステータス表示と「セキュリティスコアが低い」や「BreachWatchアラート」などのセキュリティ警告が付いたユーザー一覧が表示されています。

Keeper管理コンソールとは?

Keeper管理コンソールは、IT管理者がKeeperを導入し、ユーザーやチームの管理、ロールベースのセキュリティポリシーの適用、IdP (IDプロバイダ) との統合、組織内アクティビティの監視を行うための集中管理インターフェースです。

ユーザー、アクセス、セキュリティポリシーをよりスマートに管理

統合されたデプロイメントとユーザー登録

小規模チームのオンボーディングから、企業全体へのKeeper導入まで、管理コンソールはSCIM、SSO、Active Directory、ジャストインタイム (JIT) プロビジョニングに対応し、セットアップをシンプルにします。ユーザーは、組織構造やSSOドメインに基づいて、ロールやノードに自動的に割り当てることができます。

Keeper管理コンソールのプロビジョニングタブに、有効、保留中、要認証などのステータス付きで、複数のプロビジョニング方法が一覧表示されています。
レコードの作成や複製、フォルダや共有フォルダの作成、アイテムの追加、ファイルのアップロードなどにチェックが入った権限の一覧が表示されています。

ロールベースのポリシー適用とアクセス制御

チーム、部門、ロールごとにきめ細かなセキュリティポリシーを適用。多要素認証 (MFA) の強制、パスワードの使い回しの防止、データ共有の制御、エクスポートの制限に加え、組織の要件に合わせた認証オプションを設定できます。

シングルサインオン (SSO) をシンプルに

Keeper SSOコネクトによるスムーズな認証を実現。管理コンソールは、あらゆるIdPとのSAMLベースの統合に対応しており、メタデータのアップロード、ロールマッピング、ドメインルーティングもサポートします。

KeeperのエンタープライズSSOログイン画面に、エンタープライズドメイン「acme-demo.com」の入力欄、IdPへの接続の表示、マスターパスワードでログインするためのオプションが表示されています。
Keeper管理コンソールの画面に、特権昇格、アクセス、コマンドラインのリクエストが表示されています。アプリケーション名、理由を示すメッセージ、有効期限などの情報付きでユーザーのリクエストが一覧化されており、1件の昇格済みリクエストが含まれています。

特権昇格の承認とアクセス制御

特権昇格の承認ワークフローにより、組織のシステムを安全に保護。管理者は、管理コンソールからリアルタイムでリクエストを確認し、承認することができます。

リアルタイムの監視とレポート機能

人間のユーザーとNHIのアクティビティ、ボルトの変更、アクセスイベントを可視化できます。SIEMツールとの統合やレポートの自動化にも対応。コンプライアンスやセキュリティ運用を強化します。

Keeperの高度なレポートとアラートモジュールの画面に、イベントカテゴリ、イベント数、全体に占める割合が表示されています。
KeeperAIのリスク分析パネルに、重大度別の4つのアラート (重大、高、中、低リスク) が表示され、それぞれのセキュリティ関連のアクティビティと深刻度が示されています。

コンプライアンスに対応したアーキテクチャ

NIST 800-53、SOC 2、ISO 27001、HIPAA、FedRAMPなどの各種フレームワーク要件に準拠できます。管理コンソールには、完全な監査ログ、セッション監視、ロールベースのアクセス制御 (RBAC) が含まれており、監査対応を容易にします。

シークレット管理と特権アクセス管理の効率化

パスワードポリシーの管理、シークレットのローテーション、インフラへのアクセス制御、セッションベースの特権アクセス設定を、クラウドとオンプレミスの両環境にわたって単一のコンソールから実行できます。

KeeperのPAM構成の画面に、アプリケーションのアクセス詳細、前回のアクセス時刻、パスワードローテーションの状況 (成功と保留) が表示されています。

よくある質問

管理コンソールを使用するために追加のソフトウェアは必要ですか?

いいえ。Keeper管理コンソールは安全なウェブベースのインターフェースであり、最新のブラウザからアクセスできます。ローカルにインストールしたり、保守したりする必要はありません。

管理コンソールを自社のIDプロバイダと統合できますか?

はい。Keeper はEntra ID、Okta、Google Workspace、Duoなど、主要なすべてのIdPと、SAML 2.0ベースで統合できます。SSOの設定は、KeeperSSOコネクトやクラウドSSOコネクトを使って行えます。

ノードとは何ですか? また、なぜ使うべきなのでしょうか?

ノードは、ユーザー、ロール、チームを部門や拠点などの単位で体系的に整理するための仕組みです。複数のIDプロバイダを使用している大規模組織や、管理権限を委任している環境で特に有効です。小規模チームの場合は、複数のノードを使用する必要がないこともあります。

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