Lucidicaについて
Lucidicaは、英国全土の中小企業を対象に、エンドツーエンドのITサポート、サイバーセキュリティ、コンサルティングサービスを提供する、実績あるマネージドサービスプロバイダ (MSP) です。
数多くの組織から信頼されるITパートナーとして、コンプライアンスや信頼性を重視するとともに、業界水準に沿った高度なセキュリティ対策を顧客に適用できる体制を整えています。英国政府が主導するサイバーセキュリティ認証制度であるCyber EssentialsやISOの認証要件を満たすため、分散したチーム間でも安全に情報を共有・管理できる、エンタープライズ向けのパスワード管理ソリューションが求められていました。
課題
Keeper導入以前、Lucidicaでは従来型のパスワード管理ツールを使用しており、業務効率の低下や不要なセキュリティリスクを生み出していました。その結果、組織として満たすべき基本要件への対応が困難となり、安全で使いやすいパスワード管理ソリューションの必要性が明確になりました。そこでLucidicaは、既存ソリューションで抱えていた以下の課題を解決するため、Keeperの導入を決断しました。
ボルト間の同期不整合
デバイスごとに表示されるパスワードが異なるケースが頻発し、技術者は正しいログイン情報の特定に追われ、業務効率が低下していました。
不安定で信頼性に欠けるパスワード共有
共有した認証情報が正しく同期されない、または受信されないケースが頻発していました。その結果、クレジットカード番号などの機密情報が、メールやドキュメント、パスワード保護されたスプレッドシートでやり取りされていました。こうした安全性の低い共有方法により、重要データの漏洩リスクが大きく高まっていました。
顧客へのセキュリティ提案への影響
LucidicaはMSPとして、顧客に対して日常的にサイバーセキュリティに関する助言を行っています。しかし従来の仕組みへの課題により、パスワード管理の適切な運用を確信をもって推奨しにくい状況にありました。
そのため欧州の最新の運用要件やコンプライアンス基準に沿った、安全で使いやすいクラウドベースのソリューションの必要性を早期に認識しました。
“まずは自社が手本となる必要がありました。従来のプラットフォームは信頼性に欠けていただけでなく、パスワード管理ツールそのものを使うことに対して、顧客に消極的な印象を与えてしまっていました。”
Keeperの解決策
複数のパスワード管理プラットフォームを比較検討した結果、LucidicaはKeeperMSPとBreachWatch®アドオンを採用し、エンタープライズ水準のパスワード管理機能と、ダークウェブ上の情報漏洩を監視する仕組みを利用できるようになりました。チームがこれまで求めていたマルチテナント対応のクラウド環境が整い、従来のツールで課題となっていた処理速度や信頼性の問題も早期に解消されました。
中でもKeeperのMicrosoft SSO連携は、認証強化とユーザーのオンボーディングの簡素化に大きく貢献しました。加えて、LucidicaはKeeperのカスタマーサポートの質の高さも評価しています。初回の打ち合わせからデモ、最終的な展開に至るまで、導入プロセスは迅速かつ円滑で、従来のベンダーと比べても格段に効率的でした。
“最初の問い合わせからデモ、セットアップまで、すべてが迅速でした。他のベンダーとは比べものになりません。”
業務フローの効率化 - Keeperはクラウド型のため、従来のデスクトップ型ツールで頻発していたフリーズやインストール時の不具合、同期エラーに悩まされることがなくなりました。リアルタイム同期により、端末ごとのパスワード不整合や可視性の不足が解消され、継続的なトラブル対応も不要となったことで、業務全体の効率が大きく向上しました。
最高水準のセキュリティ - KeeperMSPは、LucidicaのCyber EssentialsおよびISOコンプライアンスへの取り組みを支援し、MSPとして顧客に高いセキュリティ基準の模範を示す体制を強化しました。ゼロトラストおよびゼロ知識セキュリティアーキテクチャにより、Lucidicaは管理対象の顧客環境を含め、すべてのユーザーに強力でランダム化されたパスワードを適用できるようになり、セキュリティが大幅に向上しました。さらに、デバイスレベルの楕円曲線暗号 (ECC) に加え、ボルト、フォルダ、レコードの各階層での多層的な暗号化、多要素認証、生体認証、FIPS 140-3準拠のAES 256ビット暗号化とPBKDF2を組み合わせ、包括的なセキュリティを実現しています。Keeperは、業界でも最も長い実績を持つSOC 2およびISO 27001への準拠に加え、FedRAMPおよびGovRAMPの認可も取得しています。
Keeper導入後、Lucidicaではセキュリティと生産性の両面で明確な改善が見られました。パスワードの保管や共有にあたり、安全性に不安のあるファイルやメッセージツールに頼る必要はなくなり、同期に関する問題も解消されています。その結果、セキュリティとコンプライアンスの体制が強化され、利用者の満足度も高まりました。現在では、Lucidicaはパスワード管理を自信をもって顧客に勧められるようになっています。これは、導入前には実現できなかったことです。