Axelspaceについて
Axelspace(アクセルスペース)は、2008年創業の小型衛星ビジネスのパイオニア企業です。
「宇宙を普通の場所に(Space within Your Reach)」というビジョンのもと、宇宙の民主化を目指しており、世界中の誰もが当たり前のように宇宙を利用できる社会の実現を目指しています。以下の2つの事業を柱としてビジネスを行っています。
1. AxelLiner(小型衛星 開発・製造・運用のワンストップサービス)
2. AxelGlobe(地球観測プラットフォーム)
従業員数は約170名。主に日本国内に衛星製造拠点を構えています。
Keeper製品は、IT部門に限らず全社的に利用されています。
課題
Keeper導入以前は、社内でのパスワード管理を主にスプレッドシートで行っていましたが、この方法では情報の整合性やセキュリティの維持に限界がありました。複数のメンバーが、日常的に同一アカウントやシステムにアクセスする必要がある衛星運用においては、IDやパスワードをいかに安全かつ効率的に共有するかが大きな課題となっていました。
具体的な課題内容:
- スプレッドシートは共有管理が煩雑で、更新履歴やアクセス履歴の追跡が困難。
- セキュリティの観点からも、万が一の誤送信や第三者によるアクセスリスクが拭いきれない。
- 特定の業務アカウント情報を複数人で使用する場面で、誰がどのようにアクセスしているか把握しづらい。
- 今後の組織拡大やグローバル展開を見据えたときに、ゼロトラストやゼロ知識といったセキュリティフレームワークへの対応が不可欠だが、従来の手法では限界があった。
このように、既存の方法では安全性・利便性・拡張性のいずれにおいても不十分であり、新たなパスワード管理体制の確立が急務となっていました。
“パスワード管理に必要なものはガイドラインではなく、使いやすいツールだと思います。”
Keeperの解決策
アクセルスペースはこうした課題を解決するために、セキュリティの堅牢性と運用の柔軟性を兼ね備えた、Keeperパスワードマネージャーを導入しました。導入の決め手となったのは、ゼロ知識アーキテクチャによる高度なセキュリティ設計と、ユーザーやチームごとの柔軟な共有・権限設定が可能な点です。
Keeperの導入によって、改善された具体的な内容:
- パスワードの一元管理とアクセス履歴の可視化により、情報共有の安全性と信頼性が大幅に向上。
- 衛星運用チームなどで必要なアカウント情報の共有においても、アクセス権限の制御が細かく設定可能になり、意図しない情報漏洩や誤操作のリスクが軽減。
- 管理者が、フォルダやレコード単位で利用範囲を定義できるため、組織の運用ルールに即した柔軟な設定が可能。
- 従来の煩雑なパスワード管理業務からIT部門が解放され、より本質的なセキュリティ強化や施策立案にリソースを集中できるようになった。
また、Keeperの導入によって、従業員一人一人のセキュリティ意識の向上も図られており、希望者を中心に社内への利用が徐々に拡大しています。今後はさらなる利用拡大を進めつつ、セキュリティレベルの底上げと業務効率化の両立を目指していく予定です。
“パスワードの自動入力により、作業の効率化とフィッシング対策を図ることができます。”
利点
安全性
Keeperはゼロ知識のパスワード管理ソリューションです。これはKeeperに保存された全ての情報はエンドユーザーによってのみアクセス可能であることを意味します。全ての暗号化と復号化はユーザーのデバイスのみで行われ、データはトランジット(TLS)およびKeeperのインフラストラクチャ(AES-256)上で安全に暗号化されます。データの平文バージョンは、Keeper Securityの従業員や外部の第三者には一切公開されることはありません。Keeperは顧客データの保護に対してとても熱心に日々努め、万一Keeperがハッキングされた場合でも、ハッカーはなんの意味もなさない暗号文にアクセスするだけです。
パスワードに対する意識と行動の改善
ほとんどの企業は、従業員のパスワードの使い方を限定的にしか把握できないため、サイバーリスクを大幅に高めています。パスワードの使用とコンプライアンスに関する重要な情報がなければ、パスワード衛生を改善することはできません。Keeperは、包括的なパスワードレポート、監査、分析、通知を提供することにより、これを解決します。
安全なパスワードの共有
各ユーザは、ボルトの暗号化、パスワード記録の共有、およびユーザ間のメッセージに使用される公開キーと秘密鍵のセットを持っています。共有された情報は受信者の公開キーで暗号化されます。Keeperの記録共有方法は使いやすく、安全で、迅速です。
迅速なセキュリティ保護
Keeperはビジネスの規模に関係なく、迅速で簡単に導入することができます。KeeperはActive DirectoryとLDAPサーバーと統合し、プロビジョニングとオンボーディングを合理化します。既存のSSOソリューションに統合するには、Keeper SSO Connect®をご利用ください。
Keeperは様々な規模のビジネスにも対応
Keeperはどんな規模のビジネスにも拡張できるように設計されました。ロールベースの権限、チーム共有、部門別監査と委任管理などの機能は、あなたのビジネスの成長をサポートします。Keeper Commander™は、現在および将来のシステムに統合するための堅牢なAPIを提供します。
Keeperでビジネスを守る
Keeperがどのように個人情報とアクセス管理のための使いやすいプラットフォームで御社のビジネスを保護できるかについてもっとお知りになりたい場合は、無料トライアルまたはデモのために、弊社の営業チームまでご連絡ください。